【howto】ドメインをGoogle DomainsからCloudflareへ移管してみた

1 Google DomainsがSquarespaceへ売却される

今朝、起きてからメールをチェックするとGoogle Domainsからメールが届いていました。

「お客様の Google Domains アカウントに関する重要な変更 – Squarespace がドメイン登録サービスの買収を発表」というメールでした。本文は以下のようなものです。

かねてより報道されていたSquarespaceへの移行ですが、正式に連絡が来ました。

Google DomainsはGoogleとの連携やBloggerとの連携、そして価格の安さ、日本語対応など結構便利に使わせていただいておりました。

Squarespaceのホームページを見ると、結構お高いサービスでGoogle Domainsと同等のサービスが同じような価格で提供されるとは考えられません。少し残念な気持ちになりました。

2 Google Domainsからの移管先を考える

以前から移管先を探していましたが、良い移行先を探すのも大変です。

2.1 お名前.com

国内の事業者で考えるとお名前.comが一番安価でしょう。

それでもドメイン取得するだけなら安価なのですが、実はいろいろなサービスがオプションになっていてそれを付けるとそれなりの価格になる印象です。例えば、

Whois情報公開代行 1ドメインにつき 1,078円/年(税込)

ドメインプロテクション 1ドメインにつき 1,078円/年(税込)

などです。Whois情報公開代行については、本来なら設定しなくとも情報公開されないはずですが、現状はすべて公開されているので心配な方には必要かも知れません。

今回比較したCloudflare社は、jpドメインに対応していないのでお名前.comにjpドメインを移管して見ました。

使ってみて数日経つ中で感じたのは、GMOインターネットさんは営業が強い会社さんだなという印象です。メールでお奨めサービスの紹介がやたら届いたり、ログインするとドメイン更新画面からスタートなどぐぐっと迫ってくる感じです。「お金をつかってください」的な姿勢が強いなぁと。いやな人はいやかもしれません。デフォルトのメール配信設定を「配信しない」設定に変更すればメールの嵐は止みますのでまずはそこから変更した方が良いでしょう。

レンタルサーバと一緒に申し込むと割引になるなどありますが、今回は、ドメインを預けるだけということで調べてみました。

2.2 Cloudflare

次は、Cloudflareです。

一応、サイトは日本語化されています。しかし、それは最初の何枚かだけで、細かい情報は英語のページになります。最近は、AI翻訳が優秀なのであまり困ることはないかも知れませんが、英語が苦手な人は少し及び腰になってしまうかもしれません。

こちらは、レジストラというよりCDNなどのサービスが中心でドメインの管理もありますよという会社です。ですので、申込をするとトータルなサービスのどれを選びますか?的なところから始まります。今回はfreeプランで申し込みます。

3 Cloudflareに移管する

3.1 移管は2段階

移管手順は、2段階あります。

まずは、ドメイン名を登録します。そうするとドメインを移管する前にDNSをCloudflareのDNSに設定変更しろ、と言ってきます。確かに、そうすることによってDNS移行によるサービス中断を避けることができるのでこれは便利です。

そのあと、ドメイン移管の状態(Domain status)の確認がなされているようで、移管できる状態であれば、AuthCodeを入力しての移行手順となります。

今回使って見た感じでは、とても良くできている印象で、既存のWebもCloudflareのCDNを使えば高速化できそうです。

というわけで、まずは1つのドメインを移管して見ましたが、様子を見ながら他のドメインもCloudflareに移管しようかと思います。

3.2 Cloudflareでのつまづきポイント

Cloudflareの移管手順に従い設定していったのですが、ブラウザで

「ERR_TOO_MANY_REDIRECTS」

のエラーが発生してしまいました。

調べて見たところ、

「ERR_TOO_MANY_REDIRECTS」エラーの対応方法について

こんな解決策を書いているサイトがありました。ここに書いてある問題そのものでした。ありがとうございます。

元々のサイトでSSL証明書がインストールされているのでCloudflareのSSLオプションを使わないことで対応しました。

4 まとめ

  • Google DomainsからCloudflareへドメインを移管しました。
  • Cloudflareのサービスは安価でおすすめです。
  • jpドメインであれば、お名前.comも選択枝。
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