1.開発環境を整える

さくらインターネットのレンタルサーバを借りてWordpressのサイトをいくつか立ち上げています。WordpressだけでなくPHPを使うサイト構築にはとても便利で重宝しています。
Webサイトの構築ならWordpressでも良いのですが、監視制御系の案件があり独自の処理を行うことになりました。使うのはPythonでflaskかDjangoを使う予定です。パフォーマンスが出なければJavaにすることもあるかも。そうなるとさくらのレンタルサーバでは難しいので検討を開始しました。
2.https証明書
新しい案件のプロトタイプは、ローカルネットワークにサーバを立ち上げて構築したのですが、それをインターネット網で実装しようとするといろんな問題が出てきます。
一番の問題は、httpsの証明書関係です。ローカルネットワークでは、オレオレ証明書で良かったのですが、インターネット網ではそうも行きません。将来のサービスインを見越すとドメイン取得と証明書取得は避けて通れません。ただし、PoCにはお金がかけられないので安価にすませたいところです。
2.1 案1 会社に独自サーバをたてる
会社にサーバを立てて固定IPで運用する。
運用保守の手間や、初期投資としてサーバを用意するなど結構手間もお金もかかります。
2.2 案2 クラウドを使う
GCPやAWS、Azureなどのクラウドを使う。
クラウドならアプリの構築も簡単だし、運用保守の手間もかかりません。ただし、どのくらいのデータ量になるかわからないので見積りのためにもPoCで検証したいところです。やってみたら膨大なランニングコストになったりすると目も当てられません。
2.3 案3 さくらのVPSを使う
さくらのVPSでサーバを立てる。
案1と案2の中間の案ですね。完全なクラウドではなく仮想環境を借りるということでコストが低廉になっていますし、それ以上の費用はかからないので安心です。サーバの環境構築に多少の手間はかかりますが、何でもできるとも言えます。
3.さくらのVPSでPoCを実施
3案比較の結果、案3のさくらのVPS採用となりました。
とりあえず、プランは1Gでスタートします。CPUは仮想2Core、メモリ1GB、SSD50GBで880円/月です。パフォーマンスが不足したら上位のプランに変更することも考えます。
事務所内にサーバを置くと場所も取るし音もうるさいなど問題がありますが、これなら問題ないですね。開発環境の質が向上します。(といいです)