1.健康のありがたさを再確認しよう
健康に生きることは何よりも大切だと誰でもが思っているわけですが健康な時には健康の大切さになかなか気がつかないものです。
健康でなければ仕事もできないし、運動もできない。旅行どころか外出だって大変になります。健康に不安があれば気持ちもネガティブになってしまいます。
まずは体が健康であること、そして心も健康であることが大切です。体の健康、心の健康を保って楽しい人生を歩みたいものです。
2.気になる記事を見つけた
私もここ数年のうちに入院する機会が何度かあり健康の大切さを再認識しました。しかし、その時は大切さを痛感しても直ってしまうといつの間にか健康を気にかけるのを忘れてしまう、その繰り返しでした。
何か健康の大切さを忘れないようにできないものかと思っていたところ、ネットである記事を見つけました。
50代に糖尿病で亡くなった男が残す痛切な筆録 | ネットで故人の声を聴け | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準
元になったブログはこちら「落下星の部屋」です。
私の場合は、家族が糖尿病で眼底出血、透析、足切断、心臓ペースメーカーとフルコースの闘病生活を送りました。それでも記憶は薄れていくもので徐々に過去の話になってしまいます。やはり記録として残しておいて時々振り返るくことが大切です。
そんな時に先の記事に出会いこのブログ「落下星の部屋」を読んで改めて健康の大切さを振り返る機会を得たわけです。そして健康は「我が事である」ということを再認識させられました。
3.健康な生活をしていくには
「落下星の部屋」で書かれている糖尿病にならないためには特別な努力が必要なわけではありません。健康を維持していくには「良質な食生活」と「適度な運動」そして「良質な睡眠」が必要です。
「良質な食生活」とするにはまずは「栄養学」の知識が必要です。正しい「栄養学」の知識がないと偏った食生活や無理なダイエットに走ったりすることで健康を害することになります。これもしっかりとした教育体系が必要なところかと思います。
私の場合は「栄養学」も大事ですが、それ以前に「ついつい間食してしまうのをやめる」ことが第一目標です。小腹が空いた時にちょっとつまむお菓子は悪魔の誘いです。それによって次の食事の時にお腹があまり空いていない状態になることがままあるため改善が必須だと思っています。お腹が空いた状態で食事を迎えようと思います。
「適度な運動」は脳の活性化にも役に立ちます。近年はデスクワークも多くなっているのでそういった方々は運動することが必要です。願わくば日々のルーティーンの中に「ひと駅歩く」など取り入れて散策しながら近隣の様子を見て歩くといった何気ない運動の取り込みが良いのですが難しいでしょうか。
私は「仕事の合間合間に近所をウォーキングする」ことを取り入れています。仕事はだいたい1時間30分くらいが集中力の限界といいます。ですので1時間から1時間30分くらい仕事に集中したら10~15分近所を歩き回って体と脳のリフレッシュを図ることにしています。仕事開始後、午前中に1回、お昼休みに1回、午後に1回くらいでしょうか。これによって仕事の生産性も向上すると一石二鳥ですがその成果はご想像にお任せします。
最後は「良質な睡眠」です。良質な睡眠は体の代謝にも重要で心の健康を維持する上でも大切です。
まずは睡眠時間の確保です。願わくば22時には就寝して5時から6時くらいに起床すれば7~8時間の睡眠時間を確保できます。0時前の1時間の睡眠は0時過ぎの2時間の睡眠に匹敵するという話もあります。現実的なのは23時就寝で6時起床でしょうか。
睡眠時間の他には睡眠の質の向上があります。そのためには就寝1時間前からはデジタルデバイスを使わないことにします。ブルーライトの影響やSNSなどに気を引かれてしまう悪影響を排除するためです。気を落ち着けて1時間ほど読書してから就寝するなどが良いでしょう。静かな環境で1時間の読書は良質な睡眠への誘いとなります。
4.アルコールとタバコの影響
次に「落下星の部屋」で触れられているアルコール。そしてアルコールと同様に依存性の高いタバコについて見てみたいと思います。アルコールとタバコは、若い頃はまったく影響がなくても年齢を重ねるに従って影響が出てきます。これらは依存性があるということと長年の蓄積が影響を及ぼすという点で後になって取り返しが利かないため注意が必要です。
アルコール
「落下星の部屋」で特に印象に残った「アルコールをやめられない」という部分ですがアルコールは過剰摂取を継続すると依存症になってしまうこともあります。そうでなくとも血管をボロボロにしていく効果があり糖尿病などの血糖値が高い状態が続いているときは相乗効果が期待できます。すなわち悪化に拍車をかけるということです。
私もお酒が大好きで大量飲酒してきたこともあり身につまされます。健康であればみんなでお酒を飲んで大騒ぎしてストレス解消するって楽しいひとときです。せいぜい気にするのは次の日飲み過ぎて頭が痛くなり「次からは飲み過ぎないようにしよう」くらいのものでした。でも実はこれって血管ボロボロへの道なんですよね。血管ボロボロって一番わかりにくいのですが実はこれが心筋梗塞や脳梗塞の元になるわけです。アルコール摂取は血管ボロボロと引き換えだと思って肝に銘ずることにしました。
タバコ
もうひとつアルコールと並んで健康に大きく影響を与えるものとしてタバコもあります。タバコの依存性もかなり強いようです。タバコは(喫煙年数)×(一日あたりの本数)が400を超えると肺ガンのリスクが高くなると言われています。20年間毎日20本喫煙していると肺ガンになる可能性が高いわけです。もちろん周りの人も同じリスクを負います。
近年は受動喫煙防止対策として制限が厳しくなってきました。筆者の知っている企業では昨年4月から喫煙ルームが廃止されて多くの喫煙者の方々は喫煙場所に窮しているようです。
タバコでは慢性閉塞性肺疾患(COPD)という怖い疾患も待っているので気をつけないといけません。
5.健康は長期戦だということを若者に伝えよう
健康は長期戦です。30年後健康でいられるかどうかは日々の積み重ねです。積み重ねなので努力するのは大変です。習慣化することで当たり前の行動が健康につながるように生活の仕組みを変えていく必要がります。
古い習慣の会社に入社すると「飲み会」があったり「喫煙」が普通だったりします。そういう環境になじんでしまうとそれが当たり前になってしまいます。入社する前にそういう点もチェックして健康を損なう習慣が身についてしまわないよう気をつけるのがお勧めです。
私はもうすでに脳が汚染されてしまっているのでアルコールの誘惑に打ち勝つには努力が必要です。そのため、30年後健康でいるにはこのブログ「落下星の部屋」をブックマークして教訓とし自分の生活を振り返って行くといった努力をしなくてはいけなくなりました。
健康が長期戦だという知識は若いうちから知っておいた方が良いことで、アルコールやタバコが解禁になる20歳より前にしっかりとその弊害を教育することが大事です。しかしアルコールやタバコを商売にしている方々からすれば迷惑な話なわけでそこをどうやって乗り越えていくかは大人に任されているわけです。
大人の責任としてしっかりと健康について若い世代に教訓を残せると嬉しいのですが。
6.まとめ
もう一度書きますが、健康を維持していくには「良質な食生活」と「適度な運動」そして「良質な睡眠」です。
このような生活の質の改善で健康を保つようにしたいところですが人それぞれの事情でやれることやれないことが出てきます。完璧を目指すのではなく少しでもやってみる、その一歩が大切です。ぜひ何か一つでもトライしてみてはいかがでしょうか。